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<番外編>San Francisco(サンフランシスコ)旅行記#4-アメリカのタバコ事情と絶品グルメスポット2

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 とりあえず今日は昨日と同様フィッシャーマンズワーフに来て、適当な作りのシーフードヌードルにつかまされて苦々しい思いをしたものの、この後能動的にすることが特に思いつかない。これが誰かと一緒なら片割れが何かしら提案してくれそうなものだが、何せ一人旅は全てにおいて自分次第なので、こういうときは非常に困る。

 なので適当に歩いていたら、ちょうど海岸にたどり着いた。
 世間では、やけになって夜の町を歩くと必ず不良集団の一人と肩がぶつかり、挑発的な態度を取ればもれなく路地裏に連れて行かれて袋叩きにされるように、独りで海岸に行ったら物思いにふけりながら海を見ることになっている。ちょうど今のぼくの状況が一致しているので、ついでにここで物思いにふけるとしよう。


フィッシャーマンズワーフの海岸
こんな海を見ていた



 絶え間なく聞こえる波の音や、近くではしゃいでいる子供の歓声、町の雑踏の音に耳を傾けつつ、たまたまポケットに食べかけのピーナツ袋があったので砂浜に投げてみる。すると一目散に鳥が集まってきて、ピーナツを奪い合っている。


ピーナツ目当てに寄ってくる鳥
ピーナツ目当てに寄ってくる鳥とありつけなかった鳩

 

 因みに物思いに耽っている間は本当にただ耽っていただけなので、せっかくだからSFのタバコ事情を書いてみる。

 ぼくはここに来るまで、アメリカは世界で最も禁煙運動が進んでいる国の一つだと思っていた。実際に利用しているホテルは全室禁煙だし、条例だか法律で公共の建物内での喫煙は禁止されているとも聞いた。

 そしてガイドブックには、
 「アメリカは禁煙が進んでいる国なので、タバコには非常にうるさいです。特に、くわえタバコで街を歩くことはとても恥ずべきこととされています。無用なトラブルを避けるためにも、タバコは決められた場所で吸いましょう」

 というようなことが書いてあったので、ぼく自身も自分なりにマナーを重視していたつもりで行動していた。携帯灰皿は常に持っていたし、吸う時は出来るだけ人の少ない場所に移動することを心がけていた。尤も、たかがタバコのためにそこまで気を使うことに馬鹿馬鹿しさすら感じたので、むしろ必然的に本数が減っていたくらいだ。
 もちろん、ホテルのシャワーの件での腹いせは例外であるが

 しかし、自分なりの感想を言わせていただくと、ここでの喫煙マナーやルールは大して守られていないし、喫煙率は思ったほど低くないということだ。

 歩きタバコに関しては、はっきり言って何度も見かけた。これが一定の人種や立場の人間に限られている行動ならともかく、旅行者だろうとビジネスマンだろうと、一定のカテゴリーだけに見られる光景ではなかった。
 それに、「決められた場所で吸いましょう」みたいな文言がある割には、日本の都心の駅前みたく灰皿が置いてあるわけでもないし区間が決まっているわけでもない。もちろん日本に比べれば少ないかもしれないが、ガイドブックに堂々と書くほど徹底されているとは思えない。

 そして喫煙率に関しての根拠だが、吸殻が割とやたらかしこに捨ててあるというのもそうなのだが、はっきり言ってここでの“タバコせびられ率”がかなり高いのだ。
 前述の通り、ぼくは外で吸いたくなったら比較的人の少ない場所に移動していたが、路地裏だろうと広場だろうと公衆の面前で吸おうものなら、3回に2回の割合で見知らぬ誰かが近寄ってきては「Hey, give me one cigarette」とねだられている。

 何故彼らがこうもねだってくるかは、全てお見通しだ。
なぜならここのタバコは1箱5~6ドルくらいするので、誰かにタダで貰った方が安上がりだからだ。

 ぼくとしては、さすがにそこまでのボランティア精神はないのであげたくないのでいつも「No」と答えるのだが、大抵の人はすぐに諦めるものの中にはその熱心さを仕事に生かせと言いたくなるほどしつこく要求する輩もいるので、やむを得ずあげることもしばしばだった。しかもそういう奴に限って、もらったタバコがメンソールだと分かるとあからさまに嫌な顔をするので、ほとほとうんざりさせられているのだ。

 したがって、潜在的な喫煙率は決して低くないというのが結論だ。

 ……ところで、何ゆえ唐突にこのことを書いたかというと、今まさに知らない女の人から「私にもタバコくれませんか?」と言われ、物思いに耽っているところを邪魔されたからだ。なので、さっきから「いいえ」と答えているのだが、そのたびに彼女は「そんな、ひどい……」ローラ姫ばりのしつこさで何としてでもゲットしようとしている。

RPGの元祖・ドラゴンクエストIに登場する国王の娘で、魔物に囚われている。助けると「わたしを おしろまで つれてかえってくれますね?」と聞かれ、そこで「いいえ」を選ぶと「はい」を選ぶまで「そんな ひどい……。わたしを おしろまで(以下略)」の無限ループを繰り返す。連れて帰る途中に宿屋を利用すると、主人の会話がいつもと異なることでおなじみ。



 しかし、今ポケットに入ってる分はリアルにあげたくないのでバッグをまさぐったら、丁度いいのが見つかった。
 これはメキシコで見かけた珍しい銘柄のやつで、好奇心で買ったはいいがあまりにまずかったのでそのままになっていた湿気かけのタバコだ。
 これならいくらでもくれてやってもかまわないし、どうせ彼女も誰かにせびるくらいだから、見た目と味が最低限タバコだったら中身はブタクサでも問題ないと思っているに違いない。正に大岡裁きばりの解決策だ。

 一本を差し出すと彼女は嬉しそうに「Thank you」と言い、その場で自分のライターで火をつけた。
 その直後、彼女は明らかに「マズッ!」という表情をしていたが、はっきりいって知ったこっちゃない。


 さて、そろそろ物思いに耽るのも飽きてきたので、そろそろユニオンスクエアに戻るとしよう。
 とはいえ、ここで食べたメシがあの適当なシーフードヌードルだけというのもいささか問題なので、多少腹は膨れていてもフィッシャーマンズワーフならではの食べ物を腹に入れたい。

 そう思いながら再び歩いていたら、市場らしき場所でその場で食べられるシーフードが売ってるではないか。カニやシュリンプ、フィッシュ&チップスなど、種類はざまざまだ。
 そこでぼくは、紙カップにぎっしり詰まった茹でガニ&シュリンプをチョイス。これでさっきの忌まわしき悪夢(詳細はコチラの後半を参照)を帳消しにするとしよう。

市場で売っていたカニとシュリンプのやつ
市場で売っていたカニとシュリンプのやつ


 贅沢にレモンを絞り、チリソースをかけて食べてみる。


 ……。


 ……。


 ……5口くらいで飽きてきた。

 もともとカニ自体の味が淡白なので、この程度の調味料では味に変化がないし、そもそもこのカニ自体が大しておいしくない。 変に生臭いし茹で具合も大雑把だし、あまり新鮮とも思えないし。

 ふと隣を見たら、大柄なおっさんがビールを片手に、タルタルソースをたっぷり付けたシュリンプのフライをおいしそうに頬張っている。

 「ああ、やっぱり甲殻類はああいう食べ方がいちばん美味いよな。やっぱりあっちにすれば良かった」などとウダウダ後悔しつつ、ぼくはフィッシャーマンズワーフを後にした。


 そしてまたユニオンスクエアに戻ってきたわけだが、昨日と同様疲れがたまってきたので一度ホテルに戻って休憩を取ることにした。


↑時間の流れを表す線

 さすがにぼくもいい大人なので、昨日と同じ轍は踏まない。今回もちょっとうたた寝したが、まだ夜の8時くらいだ。
 とはいえ、相も変わらず夜のサンフランシスコを一人で歩くとゲイに貞操を奪われると信じて疑わないので、近所で最後の晩餐を楽しむとしよう。

 そういえば、ホテルの隣にはいつ通りかかっても行列が絶えない日本食のレストランがある。ここに来て以来まともな食事を摂っていないし、何だかんだ言っても世の中で一番うまいメシは日本食に決まっているので、ここで食べるのも悪くはない。

 しかし、今日に限って行列はいつもより長い上に、回転率が悪いようでなかなか進まない。いくら評判が良くてもメシのために長時間並ぶのは性に合わないので、別の店に変える。

 近くにはここ以外にもレストランはそれなりにあるが、どこも満員だったり外観だけでは値段と味がピンと来ないので、選びようがない。仕方がないので、“ Jack in the Box ”なるファストフード店が日本食レストランの隣にあるので、そこで済ませることにした。そのある意味これもアメリカらしくていいではないか。
 メニューを一通り見てみると、ハンバーガーやフライドチキンにまぎれてTERIYAKI BOWL」なるものを発見。


Jack in the boxのTERIYAKI BOWL
Jack in the Box
1951年にサンディエゴで創業したファストフードチェーン。アメリカ国内では西部を中心に進出しているとか。ハンバーガー以外にもサンドウィッチやタコス、スムージーなどもあり、メニューは豊富。公式サイトは
こちら



 見るからにマズそうなのは火を見るより明らかだし、アメリカのテリヤキが美味いはずがないのは重々承知なのだが、当時のぼくの頭は“米が食べられさえすればいい”という認識だったので、普通のハンバーガーセットと迷ったものの、とりあえずChicken Teriyaki Bowlを選んでみた。


 そして口に運んでみたのだが……、




 マッッッッッッズーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!




 何をどう調合したらこんなにマズくなるの?
 そして、何をどうやったらこの味で商品化しようって発想になるの?

 はっきり言ってこのマズさは、ぼくの想像力の限界をはるかに超えている!
 というか、今までの人生で食べたことのある食べ物の中でもぶっちぎりでマズい!
 やっぱりアメリカ人の味覚はバカだ!


 結局のところ、食事に関しては最後の最後まで煮え湯を飲まされたまま最後のサンフランシスコの夜は更けた。




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tag : サンフランシスコ San_Francisco ユニオンスクエア フィッシャーマンズ・ワーフ ローラ姫 Jack_in_the_Box TERIYAKI テリヤキボウル サンフランシスコのグルメ

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Author:800ランプ
ルチャリブレがきっかけでメキシコに興味を持つ。
20世紀末、突然そのことを思い出しメキシコへ。民間の語学学校で言葉を学びつつ、運の良さも手伝って浮世を忘れるほどの生活を満喫。
以降も帰国してはお金を貯めては渡墨し、また帰国してお金を貯めては渡墨ということを繰り返していたら、社会のレールから脱落したので日本に落ち着く。
しかし先日、わけあって現実逃避もかねてまた渡墨。今回の日記はそのときのもの。

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