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メキシコでFACEBOOKが流行る理由を勝手に推測した

 今さら強調して書くことでもないが、世界レベルでのFACEBOOKの人気が凄まじい。何でもユーザー数が2010年現在で5億人以上で、その中でもヘビーユーザーが3割だとしても、実に1億7千万もの人々が日々活用していることになるのだから相当大規模なサイトである。

 ご多分にもれずメキシコでも他の諸外国同様、Facebooは大人気である。恒常的にネットを活用している人の殆どは登録していて、更新もけっこうな頻度で行われている。日々のことをコメントしたりユーザー同士でチャットをしたり専用アプリを楽しんだりと、実に様々な方法で活用している。更新に比例して各々が持っている友だちの数も概ねけっこうな数で、一般人でもざらに1000人単位のお友だちの保有していたりもする。実際ぼくが現地を旅行したときには何度もネットカフェを利用したが、どこのカフェでもその時にいた大半の客はFACEBOOKを利用していた。ヘビーユーザーという点では清水國明ばりである。
 
 因みにぼくもユーザーなのだが、きっかけは誰かから招待状めいたメールを受け取って、バカ正直に自分の個人情報を入力していたらいつの間にかユーザーになっていた。
 そして積極的にトモダチ探しをしているわけではないのに、気がつけば5歳児くらいが数えられる程度の数のユーザーが友だちリストに入っている。勿論その内訳の殆どは面識のある人、或いはその人の友だちなのだが、中には全く面識のない人からマイミク申請的なメールを受け取って、何も考えずに「はい」をクリックしたら勝手に友だちリストに入っている異邦人の方もいる。その手の人は外国文化に興味のある外国人で、「よくわかんねえけどとりあえず外人みたいだから入れとくか。どうせ実際に会うわけでもねえんだから、入れといても大した害はないだろうし」という程度なのだろうが、これもひとえにユーザー数の分母が多い故の数値だろう。

 尤も、ここでぼくがやることと言えばせいぜい気に入っている画像をプロフィール欄に使ってみたり、興味のある対象の情報を収集する程度だが、うわべながらも一通りFACEBOOKのできそうなことや機能をいじってみて、“こりゃ、世界で流行るわな”と勝手に思った次第なので、主観を含みつつ若干理屈が破綻していて、しかも既に大半の人が指摘しているであろう「あくまでメキシコでFACEBOOKが流行っている理由」を勝手に書いてみる。


 まず思いついたのは、“夜の在宅率”である。
 基本的にメキシコという国は治安が良くない。最近では一般人を巻き込んだ麻薬マフィアの抗争が社会問題化し、治安悪化に拍車がかかっているエリアもあるが、それを差し引いても強盗やスリは慢性的に多いし、警察もさほど頼りにならないので、それこそうかつに夜の一人歩きでもしようものなら何をされるかわかったものではない。日本みたく「今夜は涼しいから運動がてら1時間ほど外をジョギングするか」というわけにもいかない。
 それに、どこのエリアも繁華街とその周辺以外は大した娯楽もない田舎なので、いくら呼び出されたからといってもそういったところに気軽に出かけられない事情もあるだろう。

 もちろん場所や環境によって差はあるものの、基本的には一定の時間帯に一度家に入ったら朝まで外に出ることはないのだが、かといって家での夜の過ごし方は限られる。テレビや読書も悪くないだろうが、どうせなら友だちなり恋人なりと語らって楽しい時間を過ごしたいところだろう。しかし電話となると電話代がかかるし、一度に複数の人間とコミュケーションはとれない。となると、お金がかからずに身近な多くの人と同時にコミュニケーションがとれるFACEBOOKを開くのは自然の流れだろう。これこそが「風が吹けば桶屋が儲かる」の理屈だろう。


 あと思いついたのはメキシコ人のメンタリティで、彼らは“楽しいことや印象深いことを記録することが大好き”で、“それを人に見せるのも非常に好き”、そして“そういうのを見るのも大好きな民族”という印象を持っている。
 これはあくまでもぼくの経験だが、ぼくが訪れたことのある知人連中の家には例外なく自分に関連する人物の写真を飾っている。一家全員が揃った写真とか亡くなった家族の写真、友だちとの仲睦まじいショットなどが飾られている光景を見ると、「いつも首からカメラをぶら下げていて、ちょくちょくそこら辺を撮っている」という日本人のステレオタイプ像以上に、“思い出を記録する”という点においては彼らの方が執着心が強い。

 で、FACEBOOKではかなりの数の画像がアップできることもあってか、ぼくの友だちリストに入っている異邦人の方々は、概ね100枚単位もの画像をアップしている。写真の内容はどれも似たような感じで、最近参加したであろうパーティにておどけたポーズで写っている写真とか旅行先での記念写真、スポーツ観戦中の1コマ、恋人と熱いキッスを交わしているという実にハレンチで神を冒涜したような罰当たりな写真ばっかだが、それらに対して「楽しそうだね」とか「その服どこで買ったの?」みたいな好意的なコメントが多数書かれているところを見ると、きっと彼らはこういう写真を積極的にアップし、それについてのコメントをやりとりすることがコミュニケーションの一つとして定着しているのだろう。この機能は彼らのニーズにかなりマッチしているといえる。

 まあそれ以外にも、「海外に目を向ける外人の比率が高い」とか「ハグとか挨拶のキスをする風習のあるエリアの人間は概ね寂しがり屋なので、常に誰かと繋がっていないと不安になる傾向がある」とか「mixiやTwitter同様、友だちやフォロワーの数が多い方が偉いという風潮がある」とか「その中でも多くのベッピンさんを保有することが特に偉いということになっている」とか「本気で彼女を見つけようとしている輩が多い」とかいろいろ思うことはあるのだが。



 ……因みに書いてて前述のFACEBOOKに加入したきっかけを思い出したのだが、そのマイミク申請的なメールの差出人は全く面識のないアルゼンチン人だった。別にスパムメールの業者でもハッカーでもなさそうなのに、どのようにぼくのアドレスを知ったのかは謎である。

 ウォールやプロフィールを見た限りだとその人はかなりのフェイスブック中毒のようで、かなりの頻度でウォールに何かしらの情報を入れているし、友だちの数も2000人以上いるし、入っているコミュニティの数もかなり膨大で、600枚近い画像をアップしているようなスーパーヘビー級のユーザーある。しかも最近気づいたのだが、その人はいつの間にかぼくの友だちリストに入っている日本人ともしれっと友だちになっていたことが最近判明した。

 そしてぼくがチャットにログインすると、時間帯に関係なくほぼ100%の確率で向こうもログインしている……、というか正にこれを書いている今もバッチリログイン中なのだが、未だにお互い会話すらしたことがない。向こうから話しかけられたら相応の対応をしようとは思っているのだが、FACEBOOKに加入からかれこれ数年経つにもかかわらず、未だに話しかけられたことはない。

 なので、能動的にその人のページを覗くことはあっても、この先チャットをすることも、最近新たに入れたと思われるタトゥーの画像に「いいね!」をクリックすることも、ぼくのアドレスを知った経緯を聞くこともないだろう。そもそも、2000人もの友だちがいることを考えると、ぼくに招待状を送ったことなんかとっくに忘れてそうだし。




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テーマ : メキシコ
ジャンル : 旅行

tag : FACEBOOK アルゼンチン人

メキシコ人の肥満率は世界で2位らしい

国別の肥満率の一覧
※クリックすれば多少大きくなります。


 資料自体は大して新しくはないそうなのだが、先日こんな画像を見つけた。

 要は国別の肥満率をわかりやすく記号化した資料で、1位は大方の予想通りアメリカ人が世界最大の肥満国で、国民の3割近くが肥満体であるとされているようだ。
 そして日本人は平均3%と、我が国の食文化の素晴らしさが世界に証明された統計である。


 で、メキシコ人は堂々の2位である。

 確かにメキシコ人は男女問わず、ガッチリした体格の持ち主が多い。
 そもそもメキシコの場合はどこも標高が概ね高く、アメリカ寄りの北部エリアで1000m、 メキシコシティ周辺の中央部が大体2000mくらいなので、海沿いのエリア以外はどこも空気が薄い。
  何でも、空気が薄い環境で生活すると本能で少しでも多くの酸素を取り入れるようになるらしく、その結果肺が大きく発達するので必然的に胸板が厚くなるとい う。その上平均身長も日本人より低いこともあって、余計にずんぐりに見えるという側面もある。確かにサッカーのメキシコ代表の選手は、皆身長こそ低いもの のフィジカルはかなり強く、割と体格の大きい相手からハードなマークを受けてもちょっとやそっとじゃ倒されない印象があるのは、このような環境で生活している故の成果なのだろう。


 まあ、何をしてガッチリというのはどうしても主観になってしまうが、先天的な体格や生活環境を差し引いても、外に出ると、

barney

 とか、

gabra


 みたいなのが多いということだ。

 それでいてそういう人に限って着てる服がヘソ出しだったり、たまに顔だけならモデル級だったりするので大きなお世話ながら「もったいねー」と思ったりするものだから、とかく異国の文化というものはひとくくりにできないものである。
 勿論スレンダーな人もそれなりにいるが、それは若い世代に集中しているだけで、年配層以上の世代の人間でスレンダーな人は、それこそテレビに出ている俳優さんくらいしか個人的には見たことがない。


 尤も、こうなったのは一つだけでなく様々な事情や環境が重なった故の結果なのだろうが、自分なりに思ったところは、この国の食生活による影響が大きなパーセンテージを占めているのだろう。

 基本的にメキシコの食べ物は概ねカロリーが高い。もちろんヘルシーなメニューもそれなりにあるが、肉、油、チーズ、クリームあたりをふんだんに使う料理も多いし、ハンバーガーやピザといったアメリカ発のファストフードも国民食として浸透している。

 その上、一人前の量が確実に多い。
 メキシコでは一日の食事で最もがっつり食べるのは昼食ということもあってか、どこの食堂もComida Corrida(=コミーダ・コリーダ)という日本でいう定食みたいなセットメニューを提供するだが、どこもセットの種類が豊富な上に、各々の量は「よっしゃ、さあ食うぞ!」くらいの決意が必要なくらいのボリュームだったりする。それでいてデフレや価格競争の影響もあって、大衆食堂ともなれば地元民ですら安いと思うほどの設定の店が多いらしいのだから、そりゃあ食いまくるはずである。

huevos rancheros
例えば、こんなのとか。
huevos rancheros(=ウエボス・ランチェーロス)。朝食によく出されるメニューで、トルティーヤに挽肉、目玉焼き、チーズ、サルサソースという内訳。



 そして、お菓子類の味付けも総じてカロリーが高い。
 ポテチやドリトスといったスナック菓子は日本のより脂っこいし、ピザとかバーベキュー味みたいなフレーバー系の味付けもかなり濃い。
 ケーキやアイス類も甘さ控えめという概念が日本よりもけっこうなレベルで希薄なので、どれも歯がきしむほど甘い。そして他の諸外国同様“原色=おいしそう”という色彩感覚が影響してか、どれも着色料を贅沢に使っている。

youtubeで見つけた現地のドリトスのCM。どうやら向こうの女性は高級ブティックで買い物をするときにはドリトスが欠かせないらしい。というか、パーティはともかく美女と高級ブティックをドリトスにつなげるあたりは日本人にはない発想だ。2010年版。



 更に、飲み物のカロリーも概ね高い。
 ここにもちらっと書いているが、基本的に彼らは世代に関係なくコーラやスプライトを毎日飲まないと生きていけない人種である
 前に某知人が日本とメキシコの国際交流的なイベントの仕事を手がけたことがあったらしく、招待したメキシコ人たちをもてなすパーティを催した際に、ソフトドリンクとともに良かれと思ってウーロン茶や緑茶も多数用意したらしいのだが、終わってみれば「どいつもこいつもコーラとかQooばっか飲みやがって、お茶類なんか誰も見向きもしねえから余りまくった」とボヤいてたくらいである。


 これに関しても、勿論ローカロリーのものは出回っている。ミネラルウォーターやダイエットコーラ、カロリーオフのフルーツウォーターなんかも普通に手に入るが、味が薄いという理由で売れ行きはイマイチだとどこかで聞いたことがある。どうやら彼らにとっては「薄い=おいしくない」という味覚なのかもしれない。


【追記】
 ただしこれは単純にそういう嗜好を馬鹿にするわけにもいかないようで、メキシコの場合はソフトドリンクの方が水より安いこともあるので、貧困層にとっては単なる嗜好品ではなく重要な栄養源の一つという側面も少なからずあるようである。

少々古いが、けっこう出回っている「DERAWERE PUNCH」というソフトドリンクのCM。味はグレープ系だが、カルピスの原液ばりに甘かった記憶がある。何故ホラーテイストなのかは知らない。



 あまつさえ、ソフトドリンクだけでなくビールの消費量も高い。コロナビールに代表されるような軽めのビールが多数出回ってることばかりか、メキシコはどこも気候が良いので上記のような料理やスナックをツマミに飲もうものなら1本2本で終わるはずもない。
 それでいて彼らは体質的に糖尿やアルコールの免疫力がけっこう高いらしいから相応の量でもイケるのも、要因の一つだろう。もちろん体質がそうだからといって糖尿病や急性アル中にならないわけではないのだが。


【追記】
 だったら近所をジョギングするとかウォーキングとかをして定期的に体を動かせばいいじゃないかということになるが、実際のところはそういうわけにもいかない。

 というのもどこのエリアも大なり小なり治安はよろしくないので、不用意にあまり人けのない夜間や早朝に外出しようものなら悪い人に襲われる可能性はそれなりにある。
 また、メキシコは全般的に空気が汚い慢性的に排ガス臭が漂っているばかりか、上述のとおり標高が高い故に空気が薄いところが多く、場所にもよるが広範囲にわたって地面の起伏や勾配が激しいところも多いので、ヘタに外で運動をしたら呼吸器系の器官に悪影響を及ぼしてしまうだろう。
 さらには電気のインフラもたかがしれているため、大通りから外れた住宅街ともなればただでさえ街路灯が少ない上に街路灯自体が大して明るくないので普通に側道を歩くだけでもけっこうな集中力が必要となるし、凶暴で大きな野良犬も慢性的に多かったりもする。


 兎にも角にも食生活や社会事情を鑑みると、がっちりしないはずがないのである。

 とはいえ、結局のところスリムな身体を維持できるにこしたことはないとは思っているようで、テレビではダイエットサプリとかシェイプアップ器具とか矯正下着の通販CMをやたらに放送しているし、フィットネスジムに足繁く通う若者は多いそうだ。
 で、某現地の知人曰く、若い女性の多くは「ママみたいな身体にはならない!」と誓うそうだ。何だかんだでメディアに登場しているモデルさんや俳優さんは皆スリムなので、スターのようなスタイルに憧れるのは当然だろう。
 が、スリムな年配層をまともに見たことがないところを見ると、結局は皆ママみたくなってしまうのだろう。


 因みに、日本人の多くはそれなりの期間をメキシコで過ごすと帰る頃にはすっかり体重が落ちるらしい。実際ぼくも初めて向こうで生活していた際、何だかんだで10kg近く痩せた。

 しかしそれは単純に、メキシコの食べ物は辛いものが多く、日本と比べると衛生面に難があるからしょっちゅう腹をこわしてたことフルーツ類が安くて激ウマだったのでバカみたいに食べていたら、トイレに行くのが楽しくなるくらい便通が絶好調になったこと車を持っていなかったので徒歩の移動が多かったこと、住んでいたエリアはとにかく坂が多いので、少しの移動でもそこそこ体力を使っていたこと外国にいる以上見た目の面でどうしても目立ってしまうため、常に相応の緊張感を持たざるを得なかったから痩せただけにすぎない。






tag : メキシコ人 肥満 ドリトス コカコーラ Huevos_Rancheros ウエボス・ランチェーロス Comida Corrida

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800ランプ

Author:800ランプ
ルチャリブレがきっかけでメキシコに興味を持つ。
20世紀末、突然そのことを思い出しメキシコへ。民間の語学学校で言葉を学びつつ、運の良さも手伝って浮世を忘れるほどの生活を満喫。
以降も帰国してはお金を貯めては渡墨し、また帰国してお金を貯めては渡墨ということを繰り返していたら、社会のレールから脱落したので日本に落ち着く。
しかし先日、わけあって現実逃避もかねてまた渡墨。今回の日記はそのときのもの。

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